2011年3月28日

2010/3/28「iのある教育と学習」

2010年3月28日(日曜日)に東京初台アップルセミナールームにて
「iのある教育と学習 タッチデバイスが拓く教えと学びの世界」
(iPad/iPhone教育利用の集い)を開催いたします。参加受付中!

 http://sites.google.com/site/mobile4edu/

2011年1月 1日

ラボの目標「ツールを扱う日常が学校にあること」

iPhoneあしながプロジェクト進行中(「モバイルあしなが」へ改名)

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〔現在,iPadの到来を見据えて「モバイルあしなが」へ発展中!〕


iPhoneあしながプロジェクト関連の記事一覧

 
【提案文】
 ・「iPhoneあしながお兄さんお姉さん」になりませんか?

 ・いろんな人へのメリット
 ・教育利用の例
 ・貸し出し等について


 Twitter(ツイッター)のmobile4eduアカウントにてiPhoneあしながプロジェクト最新情報とiPhoneと教育関連のニュースを提供中です。気軽にフォローしてください。

 
   Twitter: mobile4edu
 
  (りんラボ Twitterアカウント: rinlab
 

2010年3月12日

iPadが存在する理由

 iPadの発表会で,Apple社CEOのスティーブ・ジョブズ氏は次のように語り始めました。「人々はラップトップとスマートフォンを使っているけれども,その2つの間に属すような第三の機器カテゴリー,何かしらラップトップとスマートフォンの間のものはあるのだろうかという疑問が立ち上った」と。

 そして,Apple社もこの問題について考え,そのような機器は,次にあげるキータスク(重要な要件や仕事)についてラップトップやスマートフォンを使うときよりも大いに満足させる良いものでなくてはならないと説明します。

 そのキータスクとは,「Webブラウジング」「メール」「写真」「ビデオ」「音楽」「ゲーム」「電子書籍」。

 これら7つのキータスクを満足させるほど良いものでなければ,そのような機器の存在理由はないとまで断言しました。

 続けてジョブズ氏は「ある人達は"ネットブック"が答えだと考えている…,けれど問題は,ネットブックが何一つ良くないことだ」といつもの調子で斬って捨てて「(CPUは)遅く,ディスプレイは低解像度で,PCソフトウェアを動かそうとしている」と皮肉りました。

 そこでiPadの登場というわけです。

 あらためて考えてみますと,7つのキータスクは特に目新しいものはありません。これまでもラップトップやスマートフォンで実現されていたものばかりであり,そういう意味で今回の新しいデバイス発表に新規性がないともいえます。

 なるほど,iPadの発表会における反応が分かれたこともうなずけます。

 まったく新しい機能(たとえばiPhoneにはないマルチタスクといった機能)を期待していた聴衆は,今回の発表とiPadにガッカリしたようです。こうした人々の多くは,機器としてのデバイスそのものに関心を抱くタイプの人たちのようです。

 一方,デバイスで実現される状況や世界,つまり7つのキータスクについて関心のある人たちの反応は,iPadのデモに目を見張り,発表会後の実機試用タイムでその操作体験に心奪われているようでした。

 斯様にiPadは,賛否が分かれるのも当然な代物として登場しました。

 ジョブズ氏も同じ発表会の場で「見るだけじゃなく,実際に手に取って感じて欲しい」と念押ししたことからもわかるように,iPadの存在意義は「使って大いなる満足を得られる」という点にあります。

 ということはiPadは「使ってみなければ良さが分からない」という製品であり,いまのところiPadを肯定できるのは「触った経験のある人のみ」という実に宙ぶらりんな状態です。あるいはiPhoneやiPod touchの使用感を拡張してiPadの使い心地を想像できた人たちが強い関心を持っているという段階に過ぎないのです。

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 ただ,モノの在り方としてタブレット型(あるいは今後,スレート型という表現が一般化するかも知れません)の情報端末は増えていくことでしょう。ラップトップと共存するのか,やがてラップトップがその形に近づくのか,可能性は両方あると思いますが,いずれにしてもこの形のデバイスが普及することは確実です。

 そのようなカテゴリーのデバイスをストレートに形にして発売するのがiPadであり,Appleは批評を成り立たせる程度にそれを高水準で実現した点で凄いのだと思います。

2010年3月 4日

タッチデバイスの未来をここへ

 りんラボのブログ更新が滞っている間,2010年3月28日(日曜日)13:00から開場するイベント「iのある教育と学習」の準備を続けています。開催地は東京・初台にあるオペラシティ32階,アップルセミナールームです。

 徳島にある大学の先生が,どうして東京で行なわれるイベントの準備をしているのか。多くの皆さんは,素朴にそう思うのではないでしょうか。私もこんなことになるとは思っていなかったので,いまでもちょっと不思議な気分です。

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 ご存知のようにりんラボは,「教育と情報の現在・過去・未来」に関心のある研究室です。まだ徳島文理大学に越してきたばかりで,その活動は始まったばかりですが,最初は「iPhoneあしながプロジェクト」の提案,そして遠回りな取り組みですが,独自にアプリを開発し,iPhoneの教育利用に繋がる道筋を作ろうとしてきました。

 そのひとつの成果は,iPhoneの時刻表管理アプリ「Ride on Time」として実際にリリースされ,おかげさまでナビゲーション・カテゴリーのアプリとしてダウンロードされ活用していただいています。開発元のcon3 Officeというのはりんラボも含めた仮想オフィスの名称です。

 そのアプリがリリースされた同じ1月,アップル社からiPadが発表されました。

 TwitterやブログなどでiPadや電子教科書の話題が盛り上がったのを見て,りんラボとしてもiPadを学校教育現場へ持ち込むことが大事だという考えに向かいました。そしてiPhoneアプリ開発の経験を踏まえて,iPadの教育・学習向けアプリの開発を多くの人々を巻き込んで展開していくことが望ましいと判断したのです。

 そんな考えをTwitter上でつぶやいたことから,今回の教育利用の集いの企画が始まります。

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 今回のイベントは,iPadの登場に刺激されて始まったものですが,実際にはタッチデバイスに関わるツールの教育利用を広く対象としています。しかし,タイミングとしてはiPadの発売前後ということもありますし,具体的なデバイスで議論をした方が分かりやすいこともあって,あえて「iPad/iPhone教育利用」と銘打っています。

 りんラボとしては,市場プレーヤーの動向を冷静に推測すれば,iPadに刺激を受けた業界がAndroidプラットフォームを担いでタブレット(タッチデバイス)市場を拡大させていくと踏んでいますので,数年もしないうちにAndroidタブレットの教育利用というテーマが主流になると考えています。iPadも根強く残っていくと思いますが,基本的には多くの企業が自由の利くAndroidデバイスで商売をするはずです。

 そこで重要なのは,先行するiPadの良い部分を,Androidタブレットやデバイスに上手に吸収させることです。別の言葉で言えば,タッチデバイスの教育利用とは何かを一から考え,教育現場とIT業界が共有するということです。

 「タブレットの形」「タッチ操作」「無線LANが繋がる」「ブラウザでネットアクセスできる」といった断片的特徴を寄せ集めてAndroidタブレットを開発しても,iPadのような製品にならないことは,パソコン製品を見て誰もが経験的に知っています。そのような製品のつくり方を回避し,本当に教育現場に受け入れられる,もしくは教育現場が渇望するような製品を開発する「プロセスの開発」から考えていかないと,再び教育市場は全員負け組です。

 
 私は基本的にはアップルの設計思想に共感し,iPadやiPhoneに大変な魅力を感じています。なので,小中高校は基本的にアップル製品を活用して,高等教育から一般社会に向けて多様なハードウェア・ソフトウェアが広がればよいと考えています(その方がスッキリするという程度の意味合いですが…)。

 けれども現実は違う。だから,学校教育現場にどんなタッチデバイスが入ろうがそれは構わないと考えます。ただ,教育現場の先生たちをこれ以上困らせるようなものではなく,使いたいときにストレスなく使え,使わなくてもよいときには使わないでもおける,そういう存在のツールであることを望みます。

 「iのある教育と学習」というイベントでは,そんな教育現場におけるタッチデバイスの姿を皆さんとともにイメージしながら,そこへ繋がるための様々な考えや意見を持ち寄って交換し,共有しようと考えているわけです。iPadは,そんな議論をするのに見合った価値を持つ機器だということです。

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 幸い,教育関係の方以外にも様々な分野の方々に参加表明をいただいております。

 主催者や協賛者と呼べる主もなく,実に得体の知れないイベントになっているにも関わらず,こうして参加登録をいただいた皆様には,本当に感謝をしています。

 次代の子ども達は,タッチデバイスのある学校や生活の日常を送ります。その日々のために,まずはこのような雑多な集いから始めることとしました。集まる皆様は,それぞれの立場で努力を積み重ねてこられて,今後も努力を続けていく方々だと思いますが,ぜひとも立場を超えた横や斜めの繋がりをつくって,ご一緒にタッチデバイスの未来を現在に持ち込めたらと思います。

 そのためにも,楽しい集いにしたいと思います。お気軽にご参加ください。

 http://sites.google.com/site/mobile4edu/

4月からURLお引っ越し

 りんラボのブログを置いていたジャストブログが業務を終えるようなので,ブログがTypePadというサービスに移行することになりました。4月からURLのドメインが変更になります。

http://rinlab.justblog.jp/blog/ → http://rinlab.typepad.jp/blog/

 2010年10月以降にはまた変更になる可能性がありますが,とりあえず4月に変更が起こることだけご承知ください。

2010年1月31日

iPad/iPhone教育活用の集い(仮)準備

 あらためて,皆様こんにちは。林 向達(りん こうたつ)と申します。

 教育フォルダというTwitterアカウントで教育関係の話題を扱うとともに,本業は大学教員をしています。専門は,教育分野であり,カリキュラムと教育工学の方面から教育の在り方を考えています。

 米Apple社からiPadという新しいタブレットタイプの情報デバイスが発表されました。その話題性の大きさは,すでにご承知のとおりで,いつものこととはいえ,賑やかに議論が飛び交っています。私の専門である教育関係でも話題です。

 「iPad 教育」というキーワードでTwitterを検索(http://twitter.com/search?q=iPad%20教育)をすれば,様々な人々が様々な距離の取り方や態度でiPadの教育利用についてツイートしていることが分かります。

 この関心の高さを,少しだけでも束ね合わせられないだろうか。大学のような高等教育はともかく,日本の小中高校段階の現場に点在するこのような関心は,そのまま放っておけば個人的趣味のレベルのまま終わって散逸してしまいがちです。

 そこで,月並みとはいえ,「iPad/iPhone教育活用の集い(仮)」のようなイベントを企画して,一つの目印を作っておくことはできないだろうかと,ツイートを眺めながら考えたのです。

 この数ヶ月のうち(年度が替わる前後)に,Apple Store銀座のシアターをお借りして,iPad(もしくはiPhone)の教育活用に関する集いを催し,全国に点在している声を結びつけるイベントを準備します。


 ・アップルジャパンの教育担当関係者に打診する(おおよそ日程)
 ・Apple Store銀座のシアターの確保する(日程決まる)
 ・ゲストスピーカーを探してお願いする(日程に都合が合うか,合わせてもらう)
 ・TwitterやUSTREAM中継など手伝ってくれる方を探す(当日に大活躍してもらう)
 ・開催を広報する(たくさんの人に知ってもらう)

 といったことをやろうと思っています。一人では出来ないので,協賛してくれる人や企業の方がいたら大歓迎です。
 
 アップルジャパンの方がお受けしてくださるか,あとシアターの空きも関係するので日程はまだ未定ですが,可能であれば3月中に,出来なきゃゴールデンウィーク前にはなんとか開催したいです。

 ちなみに皆さんから,iPadの教育活用のアイデアやいろんご意見を集めるためのTwitterアカウント「@mobile4edu」を用意しましたので,是非フォローしてください(教育フォルダ「@edufolder」では一般教育情報も発信しています)。また他の方がハッシュタグ「#ipad4edu」をつくられたので,そちらも活用してください。


 「iPadを日本の学校教育現場に持ち込むぞ!」という誓いととも取り組みたいと思いますので,どんなことがらでもご協力やご声援をいただけると有り難いです。


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 追記:何故このような催しをするのか,意味があるのかという問いもあると思います。その理由を書くと長くなるので,このエントリーでは省きます。ただ,その問いを含めて集いで議論したいという考えはあります。どうぞよろしく。

2010年1月30日

iPadやります!学校に持ち込め!

 細かいことはともかく「iPadを日本の学校現場に持ち込む!」ことを目指します。

 もちろん,放っておいても日本中の教育関係者の皆さんは持ち込みたいと思っているはず!

 ならば,その思いを集めて大きくしましょう。iPhoneあしながプロジェクトもそこへと添わせながら,りんラボはiPadを日本の小中高校の学校現場に持ち込む動きを強くプッシュしたいと思います。

 道具の一つとして,そういうものを自由に使ったり使わなかったりできる環境を確保すること。それこそが私たちが目指す「ツールを扱う日常が学校にあること」です。


 iPad,ちょっと教育や学習に使えるんじゃない?

 学びの道具として面白そうじゃないか。

 わが社の教育コンテンツをiPadで乗せてみたいな。


 そういう人々で前向きに意見交換して,盛り上げていければと思います。さっそくMLやグループを作ってみたいと思います。


 ※もとより長期スパンで取り組むつもりでしたので,声だけ上げているところもあるかも知れませんが,諦めません。そのことだけ確認しておきたいと思います。

2010年1月 9日

2010年もよろしくお願いします

 ご挨拶が遅くなりましたが,2010年もりんラボをどうぞよろしくお願いいたします。

 年明けの授業も始まったと思ったら連休に突入という感じで,なかなか落ち着かない一月です。りんラボも正月からiPhoneアプリのリリースという行事もあって,てんやわんやでした。

 iPhoneあしながプロジェクト準備の一環として,iPhoneアプリの開発を行なっていたことはお知らせしていた通りです。この度,2010年1月9日(日本時間)から時刻表管理アプリ「Ride on Time」がiTunesのApp Storeにてリリースされました。

 やっとある種の形になっているものを一つお見せできることに少しホッとしています。

 時刻表管理アプリ自体は,iPhoneあしながプロジェクトの活動で直接使うわけではありません。開発の目的は,今後のモバイルアプリ開発のノウハウ蓄積のためと,アプリから得られる収益をプロジェクト運営に活用する試みのためでした。

 2010年はこの成果を踏まえて,iPhoneあしながプロジェクトをもう一歩前進させるつもりです。新しくGoogle携帯も登場したようですが,ならばなおさらiPhoneを学校教育現場に貸してくれる可能性も広がります。またGoogle携帯(Android)も同じく学校現場で活用されるようになってくれることが望まれます。

 本プロジェクトはまず「iPhoneあしながプロジェクト」としてフォーカスしつつ,いずれは「モバイルあしながプロジェクト」へと発展していけるように一歩一歩進めたいと考えています。

 また,りんラボ・ブログではその時々のトピックスなど書いていきたいと思いますので,今後も気長にお付き合いいただければと思います。

2009年12月31日

本年ありがとうございました

 2009年の春から徳島文理大学で「りんラボ」がスタートしました。すぐさまiPhoneあしながプロジェクトも始まり,ご関心を持っていただいた皆様には心より感謝いたします。

 他とはちょっと違った角度から過去・現在・未来を見通そうと思いを定めて始まったわけですが,まだまだ成果らしきものはあげられないよちよち歩きの研究室です。しかし,来年に向けた仕込みは少しずつ進んでいます。

 来年は予告していたiPhoneアプリのリリースから始まり,iPhoneあしながプロジェクトが掲げた「多くの人々が関われる教育の情報化」という道筋への一歩を踏み出していこうと考えています。

 残念ながら国や地方の予算として教育の情報化や学習環境のICT化を推し進める力は弱まってしまいました。その部分については今後も政治的な働きかけを平行する必要があると思います。

 同時に,もっと一般の皆さんを巻き込むアプローチを追究していく必要もあると思います。その一つの選択肢,あるいは可能性に取り組むことがりんラボの目標でもあるわけです。

 新しい年も,小さな歩幅とはいえ,一歩一歩進みたいと考えています。

 本年は本当にありがとうございました。新しい年もどうぞよろしくお願いいたします。

 良い年をお迎えください。

2009年12月13日

【あしながプロジェクト】来年の予定

 今年はiPhone 3GSの発売を契機に「iPhoneあしながプロジェクト」を開始した年でした。当初の目論見からかなり修正し,皆さんのiPhone 3Gの募集は後ろに見送り,まずiPhoneアプリ開発から準備を進めていることはご報告の通りです。

 現在,あしながプロジェクト関連で開発しているのは「時刻表App」です。開発途中の暫定仕様のものですが,以下のようなデモビデオを撮影してありますのでご紹介します。

 このアプリを来年初めにApp Storeに申請・リリースする予定です。ビデオではアプリ内広告を導入した無料バージョンをご紹介していますが,このアプリは有料バージョンも計画をしています。

 このアプリから得られた収益は,iPhoneあしながプロジェクトの資金に充てることになります。そのため,アプリの販売数と売上金額について,逐次ブログでご報告を行ない,iPhoneあしながプロジェクトの行方とともにご覧いただくつもりです。

 資金の使途としては,当初予定のiPhone 3G提供者とのやりとり経費など,また,iPod touch with Cameraが登場した暁にはその購入に充てたいと考えています。

 学校現場に新しいツールを提供する試みに賛同していただける皆様に,iPhoneアプリの購入や利用を通してご協力いただけるチャネルを作ろうというわけです。

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 教育・学習環境を豊かにする方法はいろいろありますが,資金の投入によって充実する部分も確実にあります。しかし,そのための資金確保がより難しいという今日的な問題もあり,悩ましくもあります。

 研究の分野には幸い,科学研究費や外部の研究資金といったものが存在します。私たちはそれに応募し利用する権利が与えられていますが,資金提供を受けるためには研究として成立する条件を優先させることが求められ,とにかくツールを入れていろいろチャレンジしようという八方美人的な取り組みはフィットしません。

 資金確保は何事においても悩ましい課題ですが,iPhoneあしながプロジェクトでは,この問題を少しでも自力で解決する道を探ろうということで,iPhoneアプリの開発と提供という手段に挑戦することにしました。

 著名な先生や有能な研究者の皆さんたちは,科研費や外部資金,企業協賛を得るなどの定石で努力をされます。出版社やマスコミも寄ってきて,様々な形で協力を得る影響力も持っているでしょう。そのエコシステム(エコノミー・システム)を利用できる人々は,それでどんどんやっていくべきです。

 でも,そうではない残された私は,別の道を考えていくしかありません。iPhoneあしながプロジェクトが掲げた目標は,誰かがやってくれる学校や教育のICT化ではなくて,私たちが関わることのできる学校や教育のICT化です。

 あとから外部資金や協賛企業が集まってくれることは大歓迎。でも私たちが関わるという点は,とこまでも忘れずにこのプロジェクトを末長く続けたいと思います。

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 というわけで,来年はiPhoneアプリのリリースによって,協力を募りながら,夏ごろに学校教育現場で使えるiPhoneアプリとネットワークサービスの原型を完成させられるように作業を進めていく予定です。

 その頃には,皆さんの手もとにiPhoneの新しいバージョンが届き,3Gも3GSも余り始めているかも…,そしてiPod touch with Cameraも登場し,さらには噂のAppleタブレットが登場しているかも知れません。楽しみです。