今年はiPhone 3GSの発売を契機に「iPhoneあしながプロジェクト」を開始した年でした。当初の目論見からかなり修正し,皆さんのiPhone 3Gの募集は後ろに見送り,まずiPhoneアプリ開発から準備を進めていることはご報告の通りです。
現在,あしながプロジェクト関連で開発しているのは「時刻表App」です。開発途中の暫定仕様のものですが,以下のようなデモビデオを撮影してありますのでご紹介します。
このアプリを来年初めにApp Storeに申請・リリースする予定です。ビデオではアプリ内広告を導入した無料バージョンをご紹介していますが,このアプリは有料バージョンも計画をしています。
このアプリから得られた収益は,iPhoneあしながプロジェクトの資金に充てることになります。そのため,アプリの販売数と売上金額について,逐次ブログでご報告を行ない,iPhoneあしながプロジェクトの行方とともにご覧いただくつもりです。
資金の使途としては,当初予定のiPhone 3G提供者とのやりとり経費など,また,iPod touch with Cameraが登場した暁にはその購入に充てたいと考えています。
学校現場に新しいツールを提供する試みに賛同していただける皆様に,iPhoneアプリの購入や利用を通してご協力いただけるチャネルを作ろうというわけです。
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教育・学習環境を豊かにする方法はいろいろありますが,資金の投入によって充実する部分も確実にあります。しかし,そのための資金確保がより難しいという今日的な問題もあり,悩ましくもあります。
研究の分野には幸い,科学研究費や外部の研究資金といったものが存在します。私たちはそれに応募し利用する権利が与えられていますが,資金提供を受けるためには研究として成立する条件を優先させることが求められ,とにかくツールを入れていろいろチャレンジしようという八方美人的な取り組みはフィットしません。
資金確保は何事においても悩ましい課題ですが,iPhoneあしながプロジェクトでは,この問題を少しでも自力で解決する道を探ろうということで,iPhoneアプリの開発と提供という手段に挑戦することにしました。
著名な先生や有能な研究者の皆さんたちは,科研費や外部資金,企業協賛を得るなどの定石で努力をされます。出版社やマスコミも寄ってきて,様々な形で協力を得る影響力も持っているでしょう。そのエコシステム(エコノミー・システム)を利用できる人々は,それでどんどんやっていくべきです。
でも,そうではない残された私は,別の道を考えていくしかありません。iPhoneあしながプロジェクトが掲げた目標は,誰かがやってくれる学校や教育のICT化ではなくて,私たちが関わることのできる学校や教育のICT化です。
あとから外部資金や協賛企業が集まってくれることは大歓迎。でも私たちが関わるという点は,とこまでも忘れずにこのプロジェクトを末長く続けたいと思います。
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というわけで,来年はiPhoneアプリのリリースによって,協力を募りながら,夏ごろに学校教育現場で使えるiPhoneアプリとネットワークサービスの原型を完成させられるように作業を進めていく予定です。
その頃には,皆さんの手もとにiPhoneの新しいバージョンが届き,3Gも3GSも余り始めているかも…,そしてiPod touch with Cameraも登場し,さらには噂のAppleタブレットが登場しているかも知れません。楽しみです。